埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 651
■ 種類 総説・解説
■ タイトル 生物処理の管理(347〜358)、湖沼の浄化(61〜72)
■ 著者 須藤隆一    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 旧至ァ「水」発行所
■ 出版年 2009
■ 誌名・巻・号・年 月刊「水」、Vol.51、No.4 (2009)〜Vol.52、No.3 (2010)(連載)
■ 抄録・要旨 霞ヶ浦等の富栄養化の進行した湖沼では、藍藻類の大発生が恒常化しており、水利用上の様々な障害が発生するとともに、水環境生態系の健全な機能も失われている。こうした湖沼の修復・保全には、汚濁のプロセス、機構を明らかにする必要があり、汚濁状況の評価、モニタリング方法の構築、水質管理のシステム化等から水環境改善の統合評価手法を確立しなければならない。窒素、リン、クロロフィルa等のモニタリング手法として、近赤外(NIR)分光法が適用されつつある。また、茨城県内水面水産試験場には、水質モニタリングシステムと採水ユニットシステムが設置されており、データ収集・解析が行われている。さらに、今後導入される可能性のある水質改善技術の評価とそれに伴う慣用経済政策の提言を行うための、統合的・汎用的政策シミュレーションモデルについても構築が進められている。
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